「時給三〇〇円の死神」(原作:藤まる)を読んだ感想・レビュー

あかしろ
あかしろ

こんにちは!

今回は、「時給三〇〇円の死神」を読んで、いい話だったのでおすすめさせてもらいたいと思います!

本のタイトルを見た瞬間にもうビビビっと来てしまったんですよね。

 

 

時給三〇〇円の死神の基本情報

出版社:双葉文庫

価格

定価:639円+税

作者名:藤まる

2012年、アスキー・メディアワークス主宰の第19回電撃小説大賞に応募した『明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る』金賞を受賞。翌2013年に同作品が単行本化、作家デビューを果たす。

同作品執筆の半年ほど前、会社での立場が危うくなったり、病気で入院したりするなど、嫌なことが立て続けに起こり、何かしようと考えた結果執筆に至ったという。

「時給三〇〇円の死神」は第二作品目である。

イラスト:南伸坊

あらすじ

「それじゃあキミを死神として採用するね」ある日、
高校生の佐倉真司は同級生の花森雪希から「死神」のアルバイトに誘われる。
曰く「死神」の仕事とは、成仏できずにこの世に残る「死者」の未練をはらし、あの世へと見送ることらしい。あまりに現実離れした話に、不審を抱く佐倉。しかし、「半年間勤め上げれば、どんな願いも叶えてもらえる」という話を聞き、疑いながらも死神のアルバイトを始めることとなり――。

死者達が抱える、切なすぎる未練、願いに誰もが心を締め付けられ、涙を流さずにはいられない感動の物語。

 

「時給三〇〇円の死神」の魅力

サプライズ性がある

 この本を読んでいて思ったのは、驚かされる事が多いという事でした。主人公がまるで読者のような視点で書かれており、読者が驚いたら、主人公も驚くといったようになっていました。主人公と同じタイミングで同じ感情になれることから、物語の中に一気に引き込まれます。もしかしたら、そういう手法なのかもしれません!

「死」という概念を身近に感じることが出来る

 普段、普通に生活をしていても、昨日と同じ時間が流れていくのだろうと思いますよね!しかし、そんな普通の生活の中でも、身近に「死」があるのだと、思わせてくれる内容でした!

 このような、不思議な体験をする系の本を読んでいると、自分が知らないだけで、本当にこのような現象が起きているのではないかと思わされてしまいます。(夢見がち笑)

読みやすい!

 この本を読んでいる中でずっと感じていることがありました。それは、頭の中にスーッと話の内容が入ってくるのです。著者の藤まるさんの作品は前にも読ませていただいたのですが、そのときもめっちゃ読みやすい!と思って読んでいました。

 漢字も、あまり難しいもの使っておらず、自分的には国語の教科書にしても良いくらいの仕上がり度でした!小説を読むのが苦手だと感じている方に、おすすめできるし、何冊も本を読んでいる方なら他の本との違いが分かるのではないでしょうか。是非、読んで確かめてみてください!

 

この本を読んでどうしても言いたいこと ※ネタバレ注意

この本を読んで、思うのはもっとハッピーにしてあげて!ということです。主人公の周りには、不幸なことしか起きなくて自分が主人公と同じ立場なら、病みます(笑)

主人公の大切な人達は、死んでいてしまうし、記憶は消えてしまうしでもう実際に僕が教えにいってあげたい!

ハッピーエンドといえば、ハッピーエンドなんだろうけど、微妙なハッピーは切なすぎるよ。。。

どうかお願いです!藤まるさん、結末を変えてくれー!(悲痛な叫び)

しかし、自分が思い通りの結末にならないのも、切ない小説の良いところでもあるし、悪いところでもありますよね。

読んだ後に自分のこころにモヤモヤがあるのは、藤まるさんのストーリーが上手なのだと作品を読んでいると思います。人の感情を操るのがうますぎ。。。

私は、一作品目の「明日、ボクは死ぬ。キミは生き返る」を読んだことがあるのですが、これもまた、泣けるんですよね。

もう、藤まるさん最高やあ。

この記事をよんで、読んでみたいと思ってくれたらうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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