突然ですが、冬になるとみられる白い雪のような虫を見たことがあるでしょうか。
冬に近づくにつれて、現れる雪虫ですが意外と正式名称や生態を知らないのではないでしょうか。
私も調べるまで知らなかったのですが、今回は私が調べた事をまとめて皆さんに紹介したいと思います!
雪虫と呼ばれる虫の基本情報
こちらが冬に近づくにつれて見ることが出来る雪虫です。
それでは、段落に分けて紹介していきたいと思います。
雪虫の正式名称
「トドノネオオワタムシ」という名前で、アブラムシ科に属しています。
生息地は?
主に北海道・本州、サハリン、朝鮮半島、シベリアに生息。
体長
体長は最大でも4mm程度。
白い部分はなんなの?
白くもこもこしていそうなあの白いのは実は蝋物質分泌して出来ている。
現れる時期は?
基本的に、10月~12月頃空中を漂う姿が見られる。
寿命
オス・・・一週間くらい メス・・・一ヶ月くらい
地域によって変わる呼び方
・オオワタ (東京)
・シーラッコ(東京)
・白子屋お駒はん(京都)
・シロコババ(大和)
・オナツコジョロ(伊勢)
・シロバンバ(伊豆)
・オユキコジョロ(水戸)
などがある。
雪虫をみつけたら
雪虫は冬の訪れを知らせる虫として有名です。実際に、私も雪虫を見つけた日に雪が降り始めたという経験があります。
雪虫には、その名の通り、雪と似ているところがあります。それは見た目はもちろんのこと、熱にとても弱いというところです。雪虫を見つけて触ってみたという経験を持っている人はいるでしょうか。
もしいるとしたら、触った雪虫は弱ってしまったか、死んでしまったはずです。
なので、雪虫を見つけたら、捕まえようとするのではなくおとなしく見ておくようにするのが良いと思います。
雪虫の大量発生
2019年10月20日、北海道の函館市内で雪虫が大量発生するという事例が起きました。
その理由として挙げられたのは、地球温暖化による物だと推測されています。
実際に、大量発生している様子が撮られたのがこちらになります。
一匹だけで見るとかわいらしいという印象ですが、これだけいると気持ちが悪くなっちゃいますよね。
この現象が原因で、皮膚のアレルギーや器官に入り込むという症例が挙げられるようになってしまい、ニュースで大々的に取り上げられました。
今年も、大量発生が予想されるという事で、紹介されている記事もあるので読んでみてください。
yahooニュース
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まとめ
これまで可愛いなと思っていた雪虫だったのですが、調べてみた結果可愛いという気持ちが少し薄れてしまいました。
雪虫の呼び方では、紹介しきれていない名称もあるので是非しらべてみてください。雪虫の呼び方で、その人の出身地が分かるという能力が身につくかも知れません。
最後まで、記事を読んでいただきありがとうございました!
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